結論から申しますと、ダメではありません。1~2分間のスピーチなら丸暗記した上で練習すれば上手く行くかもしれませんが、5分間とか、それ以上の挨拶になると丸暗記するのが難しくなります。ですから私達プロ(私だけかもしれませんが)は、スピーチの長さによって使い分けをしています。例えば、乾杯の発声とか締めの音頭とかは、せいぜい90秒程度なので一言一句原稿を書いて暗記します。
その上で、テープレコーダーで5回以上練習をして自分の話す内容と話し方をブラッシュアップします。言い回し(ことば)、かつぜつ、トーン、イントネーション、声量、間、速さ、プロ三ナンス等々を録音した自分の声を聴きながら修正するのです。その上でしか本番には臨みません。
やっかいなのは、長いスピーチです。例えばプレゼンテーション等はどうしたらいいのでしょうか?私の準備の仕方をご紹介する前に、皆さんが良くご存じのプレゼンの話し方を思い出してみて下さい。
スクリーンにはパワポのスライドが映し出され、プレゼンターはパソコンの画面の原稿を読み上げている・・・一般的によく見られるシーンですね。
実はこの方法が一般的に「普通のプレゼン」だと衆知されているようですが!・・・・・・です。
私に言わせると、ただ原稿を読んでいるだけです。(勿論スライドという視覚コンテンツがあるので全く同じとは言いませんが)
以前のブログにも書いた「メラビアンの法則」覚えてますか?原稿を読むだけでは、たった7%しか聞き手には届かないのです。ノンバーバルコミュニケーション(あなたの表情や態度、あなたが話している声の調子)が93%伝わるのです。
つまり「ことばの一人歩き」は7%しか届きません。「ことば」の中に「マインド(思い)」を詰めて聞き手に向けて語りかければ、信じられないくらい、言いたいことが聞き手に伝ります。
そのためには、プレゼンの70%以上は、聴衆に向かって語りかけなければ伝わらないと言うことです。
だから長いスピーチは原稿を書くのか?書かないのか?はっきりせい!!!!!
すみません。忘れてました。本題に戻します。
長いスピーチ(プレゼンもそうです)の場合、原稿を書いても書かなくても、どちらでもいいと思います。ただそれ以降の準備(練習)の仕方で、天国か地獄かに分かれます。
具体的に言うと??????
すみません、長くなりすぎるので次回にお書きします。いつも脱線ばかりですみません!
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