“一瞬で聴衆を引き付ける魔法のことば!”
“嘘つけ、そんなことばなんてある筈ないよ!”って言われそうですね、でも有るんです。
相手が一人でも、百人でも、もっと言えば、数百人の聴衆がざわついていても、です。
実はこれ、私自身が実際に試した結果、ほぼ100%近く成功しているから言えるのです。
ポイントは、誰もが知っている諺や、誰もが経験している事柄を、短く告げることです。但し諺の場合、今のZ世代の人達には無理かも知れませんね、ご存じないから。
では早速、
①一瞬で聴衆を引き付ける魔法のことば(諺編)です。
〇“地獄に仏” と言うのは、あんなことを言うのですね。・・・
〇“会うは別れのはじめ” あの日ほど悲しかったことはありませんでした・・・
〇あの日私は “一寸先は闇” と言うことを、嫌と言うほど知らされました。・・・
〇皆さんは “飼い犬に手をかまれた”こと、ありますか?・・・
〇“石の上にも三年” という言葉も、死語になってしまったのですね・・・
〇皆さん、やっぱり “沈黙は金なり” って本当ですよ。・・・
②次に、日常生活の中で誰もが経験するようなことを短いフレーズで告げます。
〇皆さんは「霊感」って、信じますか?・・・
〇私は一度だけ、神様を殺したことがあります。・・・
〇あの夜、私は一晩中、神仏に手を合わせて祈りました。・・・
〇私は二度と、あんな目に遭いたくありません。・・・
〇あの日私は、悔しさで震えながら印鑑を押しました。・・・
〇皆さん、コレ・・・何だと思いますか?・・・
いかがですか?このあと、何があったの? 聞きたくなりませんか?
話し方のコツがあるとすれば、これらの言葉を言った後、2秒間沈黙する、と言うことです。
決してすぐに話し始めてはなりません。何故なら、このワンフレーズを聞いた聴衆は、“エッ、何があったの?早く話して!” という反応を示すので、敢えて「間」をつくるのです。そうすれば聞き手は次の話の中に100%入ってきてくれます。
さて、話し始めで聴衆の関心を引いたあと、どう話せばいいのか?・・・・・そうですね、その後の本体(ボディ)の話し方が最も重要なのですが、また別の機会にお話したいと思います。
「・・・のあとの話し方」 乞うご期待!
ところで最近、困っていることがあるんです。発声練習とかつぜつ(外郎売)を毎日欠かさず行っている副作用が出始めています。研修なんかの際、時々頭で考えていない言葉まで、次々としゃべり始めるのです。口だけがまるでトランス状態になっている様なんです。やっぱり発声練習もホドホドなのがいいのでしょうかね?
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