「プレゼンテーション」の語源は「プレゼント」です。プレゼントをもらったら嬉しいですよね。
そうです、聞き手の皆さんが喜ぶものでないと「プレゼン」じゃないんです。
にも拘らず、最近いろんな場所で聞く(見る)プレゼンと言えば、まるでプレゼンター自身が主役になって、延々とスライドを見せながら手元のノートに出ている文言を読み続ける・・・・。そんなパターンが多すぎるように思うのですが・・・。
これでは聴衆は疲れて飽きてしまいます。もう少し聞き手がワクワクするようなプレゼントをもらえないものでしょうか?
そのためには、何度も前述している「メラビアンの法則」を思い出してください。
プレゼンも ①内容が7% ②声の印象が38% ③姿表情が55% の割合で聞き手の印象となって残ります。
でも、プレゼンで一番大事なのは①の「内容」だと思うのですが、それがなぜ7%なんですか?
良い質問です。お答えしますね。
それは、いくら素晴らしい内容の話でも伝え方によっては7%程度までしか聞き手に残らないよ!と言う意味なんです。それほど「伝え方(ノンバーバルコミュニケーション)」が、重要だと言うことを指しています。つまり、素晴らしい内容のプレゼンでも、話し方がまずければ聞き手に殆ど残らないのです。
では、どんな話し方をすればいいのか? 7対3です。
プレゼンの全時間の70%は、聴衆一人一人に向かって、あなたの熱い思いを語りかけます。30%は、スライドを見ながら話す時間の割合です。(間違ってはいけない数字・データ等はスライドを指しながら話しましょう)
つまり、プレゼンの大部分の時間を、聴衆に向けての、あなたの思いを話す時間に充てます。加えて、森全体に向かって話すのではなく、一本一本の木に向かって語りかけるのです。
勿論毎回のブログでも言っているように、後は練習・練習・練習です。テープに録音をして聴いて観ることをお勧めします。
上手なプレゼンとは、あなたの思いが聴衆の心に残るようなプレゼンのことだと、私は思います。
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