正直私自身も、ずっとスピーチのトレーニングは、対面(グループ)でなければ成果は出ないと思っておりました。
それが・・・”災い転じて福となす“とでも言うのでしょうか、コロナ禍で対面(グループ)研修が出来なくなったことが、新しい道を開いてくれました。
あれは確か今から5年前の12月、ある日の夕方、私はモニター越しに、一人の男性と向き合っておりました。彼は鹿児島県阿久根市の会社役員Mさん。ホームページから「スピーチ個人レッスン全10回」を申し込まれた方でした。予めテキストデータをお送りした上で、パワーポイントで作成したデータ画面を共有しながら研修を進めていきます。
個人研修の良さは、大切な挨拶が控えている時は、そのスピーチの練習に充てられることですが、彼も2週間後に所属している団体の理事長として、100人ほどの前で大切なスピーチを控えていたので、その練習を始めました。確か3回ほど費やしたでしょうか。
本番当日の夜、嬉しいメールが届きました。
「総会の後の懇親会で、乾杯も済みホッとしていたら、“今日の挨拶、実に感動しました!”とか“まるで場面が見えるようでした!”等々、たくさんの人から称賛されました。上畠さんが言ったようにテープに10回も吹き込みこんなに練習したのは初めてでした。本当に有難うございました」
実はMさん、その後も任期在任中の5回ほどの節目の挨拶を全て完璧な迄成功させました。気が付くと1クール(10回)の予定だった研修が2クール(20回)を過ぎていました。そしてこの時、オンラインでもスピーチの研修は立派に成果が出る、という自信を持ちました。
但し、電波の状態が悪いと上手く行きませんのでご注意の程、それと「発声練習」は二人一緒にやるとずれてしまって上手く行きません。
お忙しい方に、自信をもってオンライン研修をお勧めします!
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