確か第5回目のブログでも「結論から先にってと言われる」という悩みにお答えしていると思いますが、あらためて検証してみましょう。この問題は、相手が一人でも聴衆でも同じです。次の4つの手順を踏むことで90%は解決されると思います。
①目的によって、フォーマットを使い分ける
簡単な報告連絡相談には「SDS話法」、聞き手を説得したい時は「PREP話法」、いくつかの項目を覚えてもらう目的の時には「ポイント提示型話法」、問題解決案を提案する時には「問題解決型話法」、プレゼンで差をつけたい時には「ダイヤモンドモデル」etc. このように話す目的毎にフォーマット(テンプレート)が存在するのをご存じでしたか?覚える必要はありませんが、スピーチの準備を始める時に確認するだけでも良いと思います。
②フォーマットに要点のみを書く(特にEの部分は一言一句原稿を書かないこと)
例えば聞き手を説得したい場合のフォーマット「PREP話法」を例にとってみます。
③2分以内に収める
上記の様な要点メモだけで、自分の言葉で肉付けをながら何度も話してみます。話すたびに違った言葉が出たり入ったりする方が良いと思ってください。そして2分以内で収めて下さい。
④練習、練習、練習
さあ最後は、テープに吹き込んで、自分の話を客観的に聴いてみましょう。私の場合、最低5回以上はこれを繰り返した上でないと本番には臨みません。 いかがですか?大切なことを話す前には、十分な準備と練習が必要だと言うことを努々(ゆめゆめ)忘れないようにしてくださいね。最初にも記したように、上記の4段階の手順を踏めば90%は上手く行くはずです。・・・・(ということは、これだけ準備練習してもやはり10%の人は失敗すると言うことも忘れないで下さい!)
以上です。
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