こちらの都合など気にせず一方的に話す方がいます。こちらが“時間がない!早く終わってくれないいかなあ”と思えば思うほど相手は延々としゃべり続けます。この二人を俯瞰すると、話してる人が圧倒的に主導権を握っている情景が見えてきます。であるならば簡単です。話の主導権を相手から奪えばいいのです。そのタイミングと奪い方がポイントとなります。ここでは「しゃべりすぎから主導権を奪う4つの大作戦(ちょっと大げさですが)」をご紹介します。
1.確認大作戦
相手:(長々としゃべり続けています)
私 :○○さん、ちょっといいですか?
相手:何ですか?
私 :今の○○さんの話、ちょっと私なりにまとめてみて良いですか?
相手:エッ、いいですよ!
私 :有難うございます。(と言って、〇〇さんが話したことを要約してみます)・・・・・
これで間違いないですか?
相手:ええ、そうですよ。
私 :良かったです!ところで、〇〇さん、先日ご依頼頂いていた件なんですが
(これで主導権を握れるので、この後は、逆に一気にあなたが言いたい事を話始めましょう!)
2.質問大作戦
相手:(長々としゃべり続けています)
私 :○○さん、ちょっといいですか?
相手:何ですか?
私 :〇〇さんが今言った「※※」って、どういうことなんですか?
相手:それはですねえ、・・・・(説明してくれます)
私 :有難うございます、ところで○○さん、今日は・・・・
(これであなたが主導権を握れます。あなたの話したい事を話し始めましょう)
3.必殺ペン落とし大作戦
相手:(長々としゃべり続けています)
私 :(わざとペンを床に落とします。スマホなんかがもっと良いです)
アッ、ちょっとごめんなさい!(と言って大袈裟にスマホを拾い上げると)
あーあ、またここ傷が入ってる!!!、なんでいつも落とすんだろう?
相手:大丈夫ですか?
私 :すみません、お話の途中で。
相手:いいですよ
私 :有難うございます・・・ところで○○さん、先日の件なんですけど・・・
(こう言って、主導権を握ってください)
4.あらかじめ大作戦
最初にお会いした時に、あらかじめ今日お取りできる時間を告げておくことです。
私 :○○さん、実は今日は、この後〇時には失礼しないといけないんです。たっぷりと時間がお取りできなくってすみません。大丈夫でしょうか?
相手:あ、いいですよ、お忙しんですから。
私 :有難うございます。
相手:(忘れてしゃべり続けています。約束した時間が近づいてきたらこう言います)
私 :○○さん、ごめんなさい、あとお時間5分ほどしかありませんが大丈夫ですか?
相手:あ、そうだったですね、では、(と言って相手から話を締め始めてくれるかも知れません)
私 :今日はご無理言ってすみませんでした。感謝します。では失礼いたします。
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