そうです。やっぱり「慣れ」です。「慣れ」によって、ある程度は人前に立ってもあがらなくなります。そして聴衆は、あなたのスピーチを聞き終わったあと、“あの人あいさつ慣れてるなあ” とか “あの人みたいにスラスラ話せたらいいのになあ!” などと思うのです。
ただそれだけです。それで良ければ、「慣れる」だけで十分です。
私が20歳代の頃、スピーチの先生から言われました。「上畠君”慣れ”だけじゃ上手くならないよ、スピーチが上手くなりたければ、習って慣れないとね!と。
今迄何度も言ってきたことですが、人前で話す時、聞き手に伝わる(残る)あなたの印象「メラビアンの法則」を覚えてますか?あなたの表情や態度(目に入る印象)は55%、あなたの声の印象が38%、そして話す内容は、たった7%しか聴衆の印象には残らない、と言うことでした。
この数字を見てみると、慣れるだけで55%と38%計93%はクリアしてしまいますよね。
普通に考えれば、これだけでも十分だという方もいることでしょう。
ではスピーチが上手くなりたい人は何を習うのか?と言うことですが、この7%を習うのです。 「何をどのようなストーリーで話すか?」がこの7%です。私の講座のキャッチコピーは「人を動かす話し方」です。
人を動かす話し方(何を話すのか)7%
①話し始めのワンフレーズで、即時に聴衆の関心を引く
②自分の体験を映像化して話す(失敗談を話せば90%成功する)
③その体験であなたが学んだことは何だったのかを告げる
※参考までに、準備と練習の仕方を紹介します。
①一言一句原稿を書かずに、要点メモをつくる
②話し始めと結びだけは明確に暗記する
③要点メモを見ながら話して時間内に収まるようにする
④自分の体験を聞きながら場面がフラッシュバックしてきたか?
⑤何度もテープに録音して聴きなおす(話すたびに言葉が違っている方が良い)
以上ですが、エッ、”分からん!“ ・・・・・・当然です。これで分かれば天才奇人です。上記の説明だけで分かるはずがありません。こうしてブログ書いてる私自身も、何を書いてるのか分からなくなっているのですから。
エエイ!仕方ない、次回のブログで、実際にどんな事をどんな流れ(ストーリー)で話せば聞き手の心を動かせるのか、スピーチのサンプルをお見せしましょう。良かですか?(これ熊本弁で“それでいいですか?”)という意味です。
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