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【第47回】「否定せずに否定する」話し方!

この手法の根幹にあるのは、Ⅰam OK. You are OK. というものの考え方です。ポイントが2つあります。一つ目は「相手の考えが明確に間違っていても、一旦 You are OK.と受け止めてあげる」ことです。2つ目は「そのあとに否定の接続詞を使わない」ということです。少し詳しくお話します。

1つ目の 「相手の考えが明確に間違っていても、一旦 You are OK.と受け止めてあげる」ということですが、こんな時ほとんどの人は反射的に「違うよ!」とか「ダメダメ」と自分の考え方こそ正しいと言うことを話し始めます。その瞬間相手は、心を閉じてしまうか、或いは戦闘態勢に入ります。昔から十人十色と言うように、人それぞれ価値観や行動特性は様々です。良好な人間関係の構築が最終の目的ならば、先ずは「相手を理解してあげる」ことから始めるのが効果的だと言われているからです。 これが  You are OK. です。

価値看板のところでも言ったように、まず相手に気のすむまで話させる、と言うことですが、その際ポイントは「聴き方」です。普段の対話のように、頻繁にうなづき、軽いタッチで相づちやリフレインを返すような聴き方は逆効果です。相手以上に真剣な表情で、目の奥を見つめるように聴きながら、ときおり「はい」・・・・「はい」・・・と言うぐらい重さで相手の話を受け止めて下さい。

相手が、思う存分自分の思いを話し終えた時点で、おもむろに、ゆっくりと、確認するように言いましょう。「なるほどですね。〇〇さんは、どうしても※※だけは※※だと、お考えなのですね・」  恐らく「そうです」と言う言葉が返ってくると思います。これ「イエスセット」と言います。

そこで2つ目の「そのあとに否定の接続詞を使わない」 に移ります。相手を折角理解してあげたのに、そのあとすぐ「でもね」「しかし」「そうは言ってもね」「一応分かるけど」等の否定の接続詞を使わないことです。ここで Ⅰam OK.  を登場させるのです。こんな風に話し始めてみて下さい。「私は、〇〇さんとは少し違った考え方をしていました。少しお話させてもらっていいですか?」・・・一切否定の接続詞を使わずに、自分の考えを話して良いか許可を求めるのです。

ここでも恐らく「いいですよ!」と言う言葉が返ってくるはずです。ここからが、あなたの考え方を冷静に述べるのです。これが「否定せずに否定する」です。

その結果がどうなるか、正直分かりませんが、相手の意見と自分の意見を、同じテーブルの上に並べ、その二つを俯瞰して見ることにより、相違点ばかりでなく、お互いの一致点を見つけることも可能だと考えます。

教のブログの内容は是非実践してみて下さい!70%は効果が出ると思います。

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