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【第52回】「EQ(心の知能指数)」って何ですか?

ホームページ制作でお世話になっている(このブログもそうです)Tさんから“上畠さん、スピーチとかコミュニケーションと関係ないのも面白いですけど、それが何回も続くのはどうかと思いますよ”と言われたので、今回は真面目なテーマにします。
先日、日経新聞に次のような記事が載っていました。

ソニーの元社長兼CEOの平井一夫氏は「組織の上にいけばいくほど、心の知能指数(EQ)の高さが重要になってくる」と述べています。「知能指数(IQ)は知っているものの「心の」となると、初めてお聞きになる方も多いのではないでしょうか?この言葉は、時として「感情指数」とも呼ばれます。「指数」は、英語で「Quotient(クオーシャント)」と言います。この頭に「知能」「心の」をつければ「知能指数」と「感情指数」になります。今回はこの二つを検証してみます。

知能指数 IQ(Intelligence Quotient) インテリジェンス クオーシャント
論理的思考力や問題解決能力、情報処理速度などの「認知的な能力」のことです。これは学業成績や論理的な仕事に役立つスキルと関係が深く、特に数学、工学、科学などの分野での成功に影響を与えます。

心の知能指数(感情指数)EQ(Emotional Quotient)エモーショナル クオーシャント
他者の感情を理解し、自分の感情をコントロールしながら人間関係を築く力を指します。対人関係やリーダーシップ、ストレス管理などに強く関係があり、特に管理職や人事、カウンセリングなどの分野で重要視されています。

いかがですか?・・・何となくご理解頂けたかなと思います。勿論IQも高い方が良いのは勿論ですが、どちらかと言うと、これからの多様性の時代のリーダーには、EQの方が重要だと言われています。ザックリ言いますと、例えば同じ会社に、AさんとBさん、二人の部長がいるとします。A部長は、一流大学を優秀な成績で卒業し、難しい国家資格をいくつも取得しているキャリアです。B部長は、それなりの大学を卒業し、それなりの人事評価を得ながら部長にまでなった人です。

ところが社内を観察していると不思議なことに気づきます。何かあると、ほとんどの社員は、A部長でなくB部長のところに相談に行っています。飲み会に案内されるのはいつもB部長、何故なんでしょうか?

そうなんです。A部長はIQは高いがEQは高くない。B部長はIQは高くないがEQが高い、と言うことがお分かりかと思います。ちょっと単純な比喩でごめんなさい。でもこれからの時代のリーダー(管理職、マネージャー)には、このEQの高さが求められている所以です。エッ、じゃあこのEQを高くする方法を教えろ!ですか?・・・簡単です。私の話し方研修と、コミュニケーションセミナーを受ければ良いのです。エッ、お前はEQは高いのか?ですって、私は、自慢ではありませんが、IQもEQも高くありません。私は「ティーチングプロ」です。だからEQの高い人を育成することは出来るのです。おわり。(きっと最後まで読んでくれる方はいないでしょうね。むなしいですが書き続けますよ!)

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