当たり前です!
多くの人は、急に意見を求められたり、質問をされたりした時には、上手く答えられません。
では上手く答えられる人とは、何が違っていると思いますか?
「あの人は頭の回転が早いから!」
・・・正直それもあるとは思います。
でもそんな人はさておいて、実は、急な質問にも答えられるようになるための方法があります。
そしてトレーニング次第では、ある程度までは対応できると言うことをご紹介したいと思います。
2つあります。
1つ目は、指名されていなくても準備をしておく
2つ目は、カードスピーチトレーニングです
具体的にご紹介します。
1つ目の、指名されていなくても準備をしておくこと、についてです。
実は私はここ数十年間、結婚披露宴や、各種の祝賀会等に出席する時は、予め準備した上で参加するようにしています。つまり、「乾杯の発声」「締めの音頭」「急にひとことお願いされた時の挨拶」この3つを準備しテープに数回入れて聞いてみる。このルーティーンは1回も欠かしたことはありません。
でも、指名されなかった時は無駄じゃないか! と思われるかもしれませんが、とんでもないです。その準備が毎回のトレーニングになっているのですから、今では、もし準備していなくても、ある程度のスピーチはできます。ですから急に依頼されるのが怖ければ、次回から予め準備と練習をしていってみて下さい。
すると今度は、”自分に指名してほしいなあ“なんて思う様になること間違いありません。いかがですか?
2つ目の、カードスピーチトレーニングについてです。
かのチャプリンが毎晩友人と行っていたと言われるトレーニングの方法です。
いろんなテーマを書いたカードの中から1枚を選び、そのテーマについて1分間(もしくは2分間)話し続ける、というカードスピーチトレーニングです。例えば「誕生日」と言うカードを引いたら、即座に、今でも思い出に残る誕生日の出来事を話し始めます。約束事は、時間(1分或いは2分)、それと話すフォーマットを決めておくと話が整理しやすいでしょう(SDS話法でとかPREP話法でとか)。実際の研修や講座では、即座に話すというのが極めて難しいので、30秒間シンキングタイムをとるようにしています。
いかがですか?
急に発言を求められても話せるようになるトレーニングは2つあります。
1つ目は、指名されていなくても、毎回準備練習をしておくこと。
2つめは、普段からカードスピーチトレーニングを続けること、です。
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