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【第10回】社内の人間関係に疲れた‥ 〜その②〜

実は私、奥さんからいつもこう言われています。

 “あなたほど自己中な人間はいないわ!”
 “あなたはすぐ顔にでるのね、単純だから!”
 “人の話を全然聞いてないんだから!”

挙句の果ては・・・研修が終わって生徒さんが帰られたのを確認すると、“あーあ、またあなたにだまされた人が増えたわ!“と言ってため息をつくのです。

これを読んだあなたはどう思われますか?
”ひどい奥さんだ“・・・と思われますか?
実は私の奥さんの言う通りなんです。奥さんの言っていることは真実なんです。

若い頃から私は他人の目を気にする人間でした。誰からも“良い人”と思ってもらえるよう気を遣う人間でした。だから誰に対しても精一杯・・・そんな生き方をしていました。
でも疲れてしまいました。このままではノイローゼになってしまう・・・・・・!

ある日、テレビで山田洋二監督のドラマを観て感動していました。
その時気づいたんです。ちょっと待てよ、この俳優さんたちは、素の心で演じているわけじゃないんだ、脚本家の書いたセリフをただしゃべっているだけなんだ、ということに。それを観て私は感動して涙がこみ上げてきてたんです。

いつか幼稚園児の孫が、キョンシー?の話をしてきた時に、私は全然興味がないのに、一生懸命一言一句耳を傾けてあげたっけ?そしたら孫の翔太が目を輝かせて1時間近くキョンシーの話を続けてくれたことがありました。あの時、ジイジの私も演じていたのですね。

爾来、自分に素直に生きることにしました。普段、他人から自己中とか、人の話を聞かないとか、だましてる、とか言われてもいいじゃないか。本当に自分のために必要な時に、必要な人に会った時には、精一杯演じようと心に決めました。そうじゃない相手に対しては、素の自分を見せても、自分を許してやろうと思いました。心のスイッチの、オンとオフを意識して毎日を過ごすようになって、精神的に楽になりました。

いかがですか?あなたも、知らず知らずのうち、出会う相手によって演じておられませんか?

以上、前回からのテーマ “社内の人間関係に疲れた!” の問題解決になったかどうか甚だ自信はありませんが、あくまでも個人的見解であると言うことをご承知頂き、お許しの程!

最後に先日ある方にこのことを話していたら、こう言われました。
“分かりますけど、私にはそんなことできません!”

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