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【第3回】スピーチの本番が近づくと不安で眠れない…

わかります。

どうしても失敗が許されないスピーチ(挨拶)となると、当日が近づくにつれ緊張の度合いはピークに達します。これは、ある程度人前でもあがらず話せる人でも同じです。ではどうすれば、その緊張の度合いを軽減することができるのでしょう?

考えらる対策として3つあります。
①完璧を目指さないこと
②間違っていけないことはメモを見れば良い
③話す窓口に応用力をつけさせる

少し具体的にお話します
①まず1つ目の「完璧を目指さないこと」についてです。
何を話しているのか?聞き手はほとんど覚えていません(7%)。にも拘わらず、あなたは準備した原稿を一言一句命がけで覚えようとします。でもそんなことは無駄な努力だと知りましょう。間違っても、忘れても、一行飛ばしても、聞いてる人は殆ど気づきません。大体合ってれば良しとしましょう!話す目的は「思いを伝えること」であるなら日付が違っても、年が違っても、場所が違っても気にしないことです。“大事なことを忘れた”と思うは自分だけだと知りましょう。

②2つ目の「間違ってはいけないことはメモを見れば良い」についてです。
メラビアンの法則によると、話の内容が聞き手の印象として残るのは、たった7%だと言われます。それほど「何を話したか」など聞き手は覚えていないということです。かし、だからと言って、いい加減なことをベラベラ話してもいい、と言うことにはなりません。上記の①と矛盾するようですが、年月日、データ等が重要な数字の場合は間違ってはいけないので、その場合は、無理に覚えて間違うより、メモを見ながら話すことをお勧めします。

③3つ目の「話す窓口に応用力をつけさせる」についてです。私たちは普通、友人や家族と話すときにはスラスラ話せますが、いざ上司の前での発表となると、緊張して上手く話せません。この場合緊張するのは脳ですが、それが形となって現れるのは「口」です。従って我々プロは毎日「口の運動と滑舌」のトレーニングを欠かしません。どんな状態でも、どんな言葉でも発声できるよう、話し窓口である「口」に応用力をつけておきます。そうすれば、頭が真っ白になっても口だけは落ち着いて話し始めてくれるのです。

以上、スピーチの本番が近づくと不安で仕方がない方への3つのご提案です。

①完璧を目指さないこと
②間違っていけないことはメモを見れば良い
③話す窓口に応用力をつけさせる

上畠 栄一

上畠 栄一

プロのMC派遣会社の経営の傍ら自身も3千組以上の結婚式のMCの経験を持つ。1997年、人を動かす話し方スピーチトレーニング講座を開講、現在まで2千人の卒業生を指導。

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