熊本市のスピーチ・挨拶・オンライン対応の個人レッスン、企業研修のパーティープロ

TOP
お知らせ
ブログ
お問い合わせ
コミュニケーション

【第27回】社員の心に響く話がしたい ~その1~

以前お書きした“社長さんの落とし穴”に、はまったままの社長さんは、いつか気づきます。
「社員は皆、私の話は聞いてるが、どうも反応が少ない!私の話し方がまずいのかな?」と気づき始めた社長さんにだけ、今回はお伝えしたいと思います。

社長さんにお聞きします。“社員に向けて話す前に、テープレコーダー(今ではスマホで簡単に録音再生できますが)に吹き込んで、自分の話を、自分で聞いてますか?

“そんな暇はない!”ですって。じゃあこの話は終わりにしましょう。いくら私が何を言っても無駄です!・・・・・終わります。

“何で聞く必要あるの?”・・・来ました来ました木下次郎?そんなあなたにだけお教えします。

「コミュニケーションの主役は相手」ということは以前申し上げたと思います。社長のあなたがどれほど熱い思いで語っても、受け取るのは社員です。社員の皆さんの心に響かねば、単なる自己満足でしかありません。従って、自分の話が社員の皆にどんな風に聞こえているのか?どんな風に届いているのか?・・・・・まずこれを知る必要があるのです。そこで登場するのが「テープレコーダー」(以後テレコと言います)です。ではテレコを使ってどんな手順で練習するのかをお話します。

①まず、何を言いたいのかポイントを絞り込む。
話し手と聞き手の感覚には大きな差があります。話し手は限られた時間内に、一つでもたくさんのことを話したい!聞き手は限られた時間内では、出来るだけ少ない方が覚えますので、まずは1つに絞り込んでください。

②話す内容(コンテンツ)を決め、要点メモを作ってください。
これが重要です!どうしても、上から目線で論理的に筋が通った話をしようと考える社長さんが多いようですが、これ、あとで自分で聞いた時ショックを受けますので予めアドバイスしておきますね。あなたが平社員だった時の失敗談、恥ずかしい話、苦労した話、そしてその時あなたは何を学んだのか?どんな事に気づかされたのか?2分以内でまとめて下さい。加えてその体験を頭の中で再現してみて下さい。
(これは上畠が講座で指導している“ビジュアルストーリー”と言います)

③いよいよ「テレコ」の出番です
疑いながらも、よくここまで頑張られましたね。登山でいえば7分目まで来ました!ではテレコを前において「録音キー」を押してください。そして、今書いた要点メモを見ながら、実際に声を出して話してみて下さい。(読んでください!ではないですよ)

落とし穴にはまっている社長さんが、私が垂らした綱を掴んで必死に上に登ろうと頑張っていらっしゃいます。正直私の腕も疲れましたので、今からジムに行ってきます。帰ってくるまで、そのまま待っていてください!では行ってきます!

ところで、ポイントはあといくつあるの?   3つです。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

PAGE TOP
TOP