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【第7回】上司の前だと緊張して上手く話せない…

いつもはあがらずに話せるのに、上司の前になると突然緊張して上手く話せなくなるんですね。
それは困りました・・・。でもご心配なく! 今回も解決策は2つあります。

1つ目は、練習の仕方を工夫する事です。
2つ目は、上司も同じだと知ることです。

少し詳しくお話しましょう。
まず1つ目の「練習の仕方を工夫する」ことについてです。

以前お話したことを覚えていらっしゃいますか? 原稿を一字一句覚えて練習すると、あがって失敗しますと言ったことを。

もし話す途中で「~でした。」と覚えていたところを「~なので」と行った途端、頭の中は「アッ 間違った!」と反応するのでパニックになるのです。「1行飛ばして言うのを忘れてしまった」なんてなるともう最悪です。あとは訳が分からなくなります。

ですから「要点メモを見ながら」何度も何度も声を出して練習してみて下さい。練習で話すたびにいろんな言葉が出たり入ったり、忘れたり忘れなかったり・・・実はこれがスピーチのベストの練習法なんです。

本番でも練習の時と違った言葉が出てきても決して慌てることがなくなります。少々ハチャメチャでも、言いたいことは聞き手にちゃんと伝わるようになっているのです。

加えて、慣れないうちは、大切なプレゼンやスピーチは、何十回も声を出して練習しておいてください。上司の前に立って頭は緊張して真っ白になっていても、あら不思議!?口が、何事もなかったかのように自然に動き始めます。まるでトランス状態ですね。

2つ目の「上司も同じだと知ることです」についてです。

あなたの前で、偉そうに腕を組んで、あなたを品定めするような態度をしている上司の面々も、あなたと同じように、上役の前に出たら、ドキドキしてあがってしまうのです。そして何を言っているのかわからないまま話し終えて、後悔するのです。

よく結婚披露宴や祝賀会で来賓スピーチをしている政治家の人たちも、ちゃんと練習せずに本番に臨むと、話が全然まとまらない、頭の中が、ゴッチャゴチャになっていることは、私達プロが聞くとすぐ分かります。しかし彼らはそれを気づかせませんよね。それは前にも述べた「メラビアンの法則」の93%(ノンバーバルコミュニケーション」で胡麻化しているだけなんだと言うことも知っておいてくださいね。

ですから逆に難しそうな顔をしてこちらを睨んでいる上司に向かっては、“偉そうに!あんたも上役の前じゃあがって何も話せないんだろ!”と心の中で言ってやり、ニコッとして、その人に向かって語りかけるように話してやってください。心の中だけですよ。本当に言ったらおしまいですから。上司何者ぞ!負けるな部下の皆さん!

以上、上司の前でも上がらない方法を2つ覚えておいてください。
1つ目は「要点メモで何十回も声を出して練習すること」です。
2つ目は「上司も私と同じようにあがるんだ」と言うことを忘れないで!

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